こじつけの魔法 ― “これはチャンスだ”と言った瞬間から世界が変わる
「え、これ…チャンスってことにしちゃおう。」
一見ただのこじつけにも思えるこの一言が、実は未来を動かすスイッチになります。
多くの人は、出来事が起きてから「これは良い」「これは悪い」と判断します。
でも、本当は逆なんです。
先に“これはチャンスだ”と決めるから、出来事が意味を持ち始める。
ここが魔法の入り口。
たとえば、
・予定がずれた
・思った通りに進まなかった
・人に断られた
こんなときって普通なら落ち込みますよね。
でも、その瞬間にあえて「これ、チャンスってことにしよう」と決める。
すると不思議なことに、気持ちが少しだけ前へ向きます。
その“向き”が大事で、未来の流れがそこで変わり始めます。
こじつけるというのは、現実を都合よく捉えることではありません。
**「自分の未来に都合のいい方向へ舵を切る力」**なんです。
この瞬間、人生の主導権が外側から内側に戻ってくる。
“出来事に振り回される人”から
“出来事に意味を与える人”へと変わる。
そして、あなたが意味づけたその方向へ、未来は静かに動き始める。
RASが動き出す仕組み ― チャンスモードに切り替わる脳の反応
あなたが「これはチャンスだ」と捉えた瞬間、
脳の中では静かにスイッチが入ります。
そのスイッチの正体こそが RAS(ラス:脳幹にある情報のフィルター)。
RASは普段、膨大な情報の中から
“自分に必要だと判断したもの”だけを拾い上げています。
つまり、あなたが何を“重要”と感じているかで、見える現実が劇的に変わる。
ここでポイントなのが、
「これはチャンスだ」と思った瞬間、RASは “チャンスの証拠” を探し始める。
もう、あなたが意識しなくても自動で。
これがチャンスモードの入り口です。
たとえば…
・偶然出会った人の一言が妙に引っかかる
・必要な情報だけスッと目に入る
・タイミングよく誘いや話題が集まる
こうした“偶然のようなこと”は、実は偶然ではなく、
RASがあなたの代わりにキャッチしてくれたサインなんです。
同じ街、同じ景色、同じ毎日のはずなのに、
捉え方ひとつで「見えるもの」が変わってくる。
これが、
ただ世界が変わったように感じる理由ではなく、
本当に世界が変わっていく理由。
あなたが「チャンスだ」と言った瞬間、
RASがその未来に必要なピースを次々と拾い始める。
その積み重ねが、後で振り返ったとき
「まるで用意されていたみたい」と感じる流れをつくっていく。
小さなサインが連鎖する ― 未来が応えてくるプロセス
“これはチャンスだ”と捉えたあと、
そしてRASが「チャンスを探せモード」に入ったあと、
現実世界では小さな変化が積み重なり始めます。
最初は、本当にささやかなサインです。
たとえば…
・なぜか気になる投稿が流れてくる
・ふと思い出した人から連絡が来る
・どこかで聞いた一言が妙に心に引っかかる
一つひとつは小さくて、
意識しなければ見落としてしまうようなもの。
でも、チャンスと捉えたあなたは見逃さない。
なぜならRASが“必要なものだけ”を浮き上がらせてくれるから。
ここで起きるのが サインの連鎖。
一つの小さなサインが、次のサインを呼び、
それがまた次の流れをつくり、
まるで階段を上がるみたいに未来が形になっていく。
このときあなたは、
努力して押し進めているのではなく、
流れのほうが勝手にあなたを連れて行ってくれる感覚を味わい始める。
そして、ふと気づくのです。
「あ、この結果って…最初の“こじつけ”から始まってたんだ。」
未来は、あなたが放った“チャンス”という合図に必ず応えます。
最初の合図は小さくてもいい。
大事なのは、“小さなサインの連鎖”に乗ること。
その連鎖があなたを、
想像もしていなかった場所へ自然と運んでいく。

