「安いから買う」の落とし穴
「安いから」「得だから」といった理由でモノを選んでいませんか?
もちろん、今月は予算の都合でそうするしかない…という時期もあるでしょう。ですが、それが“いつもの習慣”になっていると、実は大きな落とし穴があります。
それは―― 無意識のうちに「お金を自分の上に置いてしまっている」 ということです。
「安さ」を基準に買い物をするとき、私たちは「自分の感覚」や「心地よさ」を脇に置き、「お金の事情」を優先している状態です。
この積み重ねが、「私はお金より下にいる存在なんだ」という無意識のセルフイメージを作り出します。
たとえば、こんな状況を想像してみてください。
- 本当は香りが好きなシャンプーがあるけれど、安いものを選ぶ。 
- 着心地の良い服より、とにかく安さを重視してしまう。 
- 気に入ったインテリアではなく、「まあ安いから」と妥協する。 
そうやって「値段」だけで選ばれた物たちに囲まれる空間は、どうでしょうか?
表面的には節約ができているように見えても、そこに流れているエネルギーは“自分を後回しにしている波動”なのです。
つまり、「安いから買う」を繰り返すほど、自己愛は育ちにくくなり、豊かさからも遠ざかってしまう ということです。
宇宙の法則が教える、お金と自己愛の関係
宇宙の法則の視点から見ると、すべての現実は「自分が発する波動」によって形づくられています。
そして波動は、私たちの “選択の基準” に最もよく表れます。
お金より自分を上に置く
自己愛を育てるとは、シンプルに言えば「自分を一番上に置く」ということです。
つまり――
- 自分の気持ちを最優先する 
- 自分の感覚を尊重する 
- 自分の心地よさを大切にする 
これが「宇宙に向かって放つ波動」になり、結果的に「自分を大切にしてくれる現実」が引き寄せられます。
逆に「お金が一番」「安さが一番」という基準で選ぶと、無意識のうちに “お金を上に置き、自分を下に置いている波動” を発してしまいます。
この波動は「自分を大切にしない現実」を呼び寄せてしまうのです。
空間に宿るエネルギーの違い
同じ部屋でも、選び方によってエネルギーはまったく変わります。
- 値段だけで決めた物に囲まれた空間 
 → 妥協・我慢・不足感の波動が流れている。
- 自分の感覚で選んだ物に囲まれた空間 
 → 喜び・安心感・豊かさの波動が流れている。
つまり、自分の基準で選んだひとつひとつの物が、「自己愛の証」としてエネルギーを放ち続けてくれるのです。
自己愛を育てる買い物習慣
自己愛を育てるための買い物は、決して「高いものを買うこと」ではありません。
大切なのは、「値段ではなく、自分の感覚を基準にすること」 です。
1. 心が動くかどうかで選ぶ
「これ、いいな」「なんか好き」と感じる瞬間は、魂が喜んでいるサインです。
たとえ安くても「本当に欲しい!」と心から思えるものなら、それは自己愛を育てる選択になります。
逆に、高価でも「本当は無理している」と感じるなら、それは自己愛を損なう選択です。
2. 安さに隠れた「我慢」を見抜く
「安いから」「得だから」と手に取ったとき、自分の心に問いかけてみてください。
- 本当に欲しかった? 
- これを持つことで気分が上がる? 
- 家に置いたとき、心地よい空間になる? 
ここに「うーん…まあ安いからいいか」という妥協があるなら、それは自己愛を削るサインです。
3. 検証・吟味を大切にする
衝動や値段だけで即決せず、「自分にとって本当に必要か?」を丁寧に確かめることも自己愛のひとつです。
時間をかけて選んだものは、それだけで“自分を大切にした証”になります。
買い物とは「お金を使う行為」以上に、自分の価値を確認する行為です。
だからこそ、自分を尊重した選択を重ねるほど、自己愛が育ち、宇宙はその波動に応えて豊かさを流してくれるのです。
豊かさは「自分基準」から始まる
豊かさとは、単に「高いものを持っていること」ではありません。
それは 「自分を一番に尊重して選ぶこと」 から始まります。
自分の上にお金を置いて「安いから」と選んだものは、手に入れた瞬間は満足感があるかもしれません。
でも、その後は意外と感情が動かず、心に豊かさを残してくれません。
一方で――
「これめっちゃいい♡」と気分が上がって購入したものは、使うたびに、見るたびにテンションが上がります。
その喜びは途切れることなく、ずっと続いていきます。
そんなふうに、物を通してエネルギーを感じながら生活することこそが「豊かさ」なのです。
そして不思議なことに、自分基準で選び、気分よく使うものに囲まれると、お金は必ずあとからついてきます。
なぜなら宇宙の法則は、私たちの「今の波動」に応えるから。
喜び・高揚感・安心感という波動を放てば、それにふさわしい豊かさの流れが現実に現れていくのです。
まとめ
「安いから」「得だから」と選ぶ習慣は、一見すると堅実に見えます。
ですが宇宙の法則の視点から見ると、それは無意識のうちに お金を自分より上に置いている選択 です。
本当に豊かさを呼び込むのは――
- 値段ではなく、自分の感覚を基準にすること 
- 「これが好き」「これで気分が上がる」という心の声に従うこと 
- 自分を一番上に置いて、自己愛を育てること 
「これめっちゃいい♡」と気持ちが弾んで選んだものは、使うたび・見るたびに喜びを与えてくれます。
その喜びの波動こそが豊かさを生み出し、お金の流れをあとから自然に引き寄せてくれるのです。
だからこそ、買い物をするときに大切なのは “値段”ではなく“自分の気分”。
あなたが自分を大切にして選んだものたちが、人生そのものを豊かに変えていきます。
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 
