公式LINEに決意表明をたくさんいただきました。今年の抱負や去年の反省など、みなさんの思いを拝見して感じたのは、「自分に厳しい人が多いな」ということです。そこからヒントを得て、今日は昔の日記を引っ張り出してお話ししたいと思います。
結論
自分を大人扱いしない。
なぜ大人扱いしないことで引き寄せ迷走が終わるのか?
言い換えると、大人扱いによるさまざまなデメリットが原因です。
大人扱いとは
- 「親としてどうかと思う」
- 「上司として器がまだまだだ」
- 「これじゃ子供と一緒じゃないか」
- 「大人らしく感情をコントロールしないと」
- 「ここは大人としての言動をしておこう」
- 「子供じゃないんだからちゃんとやろう」
こういった「大人扱い」の言葉は、自分を監視し、ムチで叩くような厳しい態度を生み出します。
私は常々、「自分を認めることが願望を実現する超近道」だとお伝えしています。しかし、このムチを持つ看守(スーパーエゴ)がいることで、自分を認めることができなくなるのです。
スーパーエゴは、普段のエゴよりも一段強い存在ですが、これを認識するだけで力が弱まります。そして今、この瞬間に認識したことで、その勢力が少し和らぎました。
大人扱いしないための具体例
大人扱いしない=子供扱いするという簡単なアプローチでOKです。
ある日気がつきました。心って、どう頑張っても「子供」なんですよね。いつもお話ししているように、感情は泉のように湧き出てくるもので、止めることはできません。それなら、自分という個性豊かな存在を尊重してみたらどうなるのか?と思ったのです。
自分との対話例
- 自分に名前をつけて語りかける
(主語をつけてもつけなくてもOK)- 「さーちゃん、今落ち込んでるよね」
- 「なんで落ち込んじゃったの?」
- 「だって、Kちゃんみたいに専業主婦だったらよかったじゃん」
- さらに深掘りする
- 「でもKちゃんもYちゃんも、大変な時期があって、そのたびに相談してたよね」
- 「みんなそれぞれ大変なんだよ。それでも専業主婦がいいの?」
- 「いやだー」
こんな風に、自分の感情を受け入れながら対話を続けると、自然と心が軽くなります。これこそが「子供扱い」の力です。
子供扱いの心理的効果
例えば、小さな子供が「宿題が嫌だ」と言いながら親のもとに駆け寄ってくる場面を想像してください。
親が、「宿題が嫌なの?わかるよー」と受け入れると、子供は満足して自分から宿題に取り組むようになります。これと同じ原理を自分自身にも応用します。
例えば、仕事のプレゼンが嫌で腰が重いとき。
- 大人扱い「お前、大人なんだからやれよ!」
- 子供扱い「プレゼン面倒くさいよね。プレッシャーもあるし、しんどいよね。わかるよー。」
子供扱いのほうが、心がほぐれて行動しやすくなります。
まとめ
自分を大人扱いすると、ますます自分が扱いにくくなります。しかし、子供扱いすることをデフォルトにすると、心の扱いが容易になり、不満が溜まりにくくなります。
そして何より、自分の中の「子供の自分」が愛おしく感じられるようになるのです。「なんだ、自分、健気じゃん」と思えるようになれば、引き寄せもスムーズに進むようになります。
今日はこんな風に、たった一つ解釈を変えるだけで、気分が上がり、引き寄せが簡単にできる方法についてお話ししました。