自分を責める口癖を変えるだけで人生が変わる
こんにちは。森さわです。
今日は私の昔の口癖に関するお話をしたいと思います。タイトルにあるように、昔の私は「バカじゃないの?」という言葉が口癖でした。特に自分に対して使うことが多かったんです。
普段はそんな言葉は出てこないのですが、強い感情が揺さぶられた時や、何か大きな失敗をした時にこの言葉が出てきました。「バカだなぁ、自分は…」と何度も何度も自分を責め続けていたのです。
いつの間にか口癖が消えた理由
しかし、今はそんな言葉はまったく言わなくなりました。それはなぜかというと、「バカだと思っている自分」を認めたからです。
何を認めたかというと、「自分は自分をバカだと思っている」という事実を認識し、心の底からそれを理解したんです。
「私って自分のことをバカだと思ってるんだな。どうしようもないクズだって感じているんだな」と、冷静に受け入れました。そして、その瞬間から、不思議なことに、バカなことをしなくなったんです。これには自分でも驚きました。
弱さを認めると強くなる
この現象は、よく言われる「弱い自分を認めると強くなれる」という法則と同じなんです。つまり、自分の弱さや欠点を認めていないと、逆にそれを突きつけられる出来事を引き寄せてしまうんですね。
「強くなければいけない」「賢くなければいけない」と思い込み、そのプレッシャーを自分にかけ続けることで、常にその逆の状況を引き寄せてしまいます。私の場合も、「バカであってはならない!」という思い込みが、かえって「バカな自分」を見せつける出来事を引き寄せていたのです。
50年間続けてきたプレッシャー
実は、私はこの自分に対するプレッシャーを50年間も握りしめていました。長いですよね…。でも、この思い込みを手放す方法は、意外にもシンプルでした。
自分への声かけが変わったきっかけ
自己肯定感を無理に上げたわけでもなく、特別なワークをしたわけでもありません。ただ、私は自分に優しく「声かけ」をするようにしました。
- 「さーちゃん(自分のこと)、またバカっぽいこと言っちゃったけど、それも可愛いよね」
- 「だってさーちゃんは子供だもんね、仕方ないよ」
こんな風に、自分に対して優しく声をかけていったんです。
心は子供。だから、優しくかまってあげる
この声かけを通じて、私は自分の心を「子供扱い」しました。私たちは大人として生きているようで、実は心の中は子供のまま。感情は純粋で、時に強烈に訴えかけてきます。だからこそ、その子供の心を無視せず、全力でかまってあげる必要があるんです。
その結果、バカだと思わなければならないような出来事は、全く起こらなくなりました。
自分を責めないための第一歩
もし、あなたが自分を責めたり、罵倒するような気持ちが湧いてくるなら、その背景にある「設定」を一度書き出してみてください。自分が何を基準に自分を責めているのか、冷静に見つめ直すことが大切です。
その設定は、おでこにかけたメガネのように、気づきにくい場所に隠れているかもしれません。ですが、無理にその設定を直そうとしないでください。ただ、気づいて「そうか、私はそう思ってたんだな」と認めてあげるだけでいいんです。
設定を見直すのではなく、理解してあげる
私たちは、何かに気づくと「それを直さなきゃ!」と思いがちです。しかし、設定を直すのではなく、ただ「わかってあげる」ことが大切なんです。
- 自分の気持ちを理解してあげる
- その感情を認めてあげる
これがゴールです。それだけで、心が軽くなり、責める気持ちは自然に消えていきます。
まとめ:自分を受け入れることが、人生を変える第一歩
今日は、昔の口癖から始まった自分自身の変化について書いてみました。自分を罵倒してしまうような癖がある方は、ぜひ自分への優しい声かけを試してみてください。そして、自分の心の声に耳を傾け、理解してあげることから始めてみましょう。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!