お金がない自分を受け入れると、なぜお金は入り始めるのか

お金

「お金が欲しい」

そう思っているはずなのに、なぜか現実は変わらない。お金のブロックについて学んでいるし、引き寄せも実践している。それなのに、お金のことで不安になるような出来事が増えていく。

だから無性に焦るし、「やっぱり現実は変わらないんだな」と落胆する。

昔の日記を読み返していたら、まさにそんなことが書いてありました。そして、その時の私はある大切なことを飛ばしていたことに気づいたんです。

それは、「お金がない自分を認めること」でした。

現実が変わらない本当の理由

多くの人は豊かになりたい、お金持ちになりたいと言います。しかしその一方で、「お金がない自分はダメだ」と思っています。

だから苦しくなるんです。

通帳を見る。残高を見る。支払いをする。そのたびに、「こんなんじゃダメじゃん」「早く変わらなきゃ」「なんとかしなきゃ」という声が頭の中に浮かびます。

もちろん、これはエゴの声です。

でも問題は、その声の内容よりも、その声を信じてしまうことなんですよね。

気づかないうちに私たちは、お金がない自分を敵にしてしまっています。そして、「今の自分を消して、別の自分にならなければ幸せになれない」と思い込んでいます。

それは言い換えると、ずっと自分自身と戦っている状態です。

お金がない自分との戦い

もし職場で上司から毎日ダメ出しをされ続けたらどうでしょうか。緊張するし、萎縮するし、本来の力も発揮できなくなりますよね。

ところが私たちは、それと同じことを自分自身に対してやっていることがあります。

年収が高い自分ならOK。

貯金がある自分ならOK。

成功している自分ならOK。

でも、お金がない自分はNG。不安な自分はNG。焦っている自分はNG。

これでは心が休まりません。

そして心が縮こまれば、自分の器も小さくなってしまいます。

本当のお金の器とは何か

私はよく「お金の器」という話をしますが、お金の器とは、お金をたくさん持てる能力のことではないと思っています。

お金がある自分も、お金がない自分も、両方受け入れられる心の広さ。

それが本当のお金の器です。

多くの人は豊かな自分だけを受け入れようとします。しかし本当に器が大きい人というのは、豊かな自分だけではなく、そうではない自分も受け入れています。

過去に豊かだった時期があるなら、その時の自分も自分です。

そして今、お金に困っているなら、その自分もまた自分です。

どちらかだけを採用する必要はありません。

両方とも自分なんです。

だからまずは、「お金がなくてもいい」「成功していなくてもいい」と許可を出してみてください。

抵抗が出てきても大丈夫

するときっと抵抗が出てくると思います。

「いやいや、お金がないのは困るでしょ」

「成功したいに決まってるじゃん」

そう思うかもしれません。

昔の私はまさにそうでした。

でも、その抵抗も含めてエゴなんです。

エゴは変化を嫌います。安全地帯から出ようとすると、「やめておけ」「危険だぞ」と引き戻そうとします。

だから抵抗が出てきても問題ありません。

「ああ、エゴが仕事してるな」

それくらいでいいんです。

戦わなくて大丈夫です。

お金を受け取れない人が見落としていること

話を戻しますね。

私たちは、お金が欲しいと言いながら、実は心の奥で「お金がない自分を消したい」と思っていることがあります。

ここがとても重要なポイントです。

お金そのものが欲しいのではなく、今の自分を否定するための手段としてお金を使おうとしているんです。

すると心は抵抗します。

なぜなら、自分自身を否定する方向には進みたくないからです。

だから順番が逆なんです。

お金が入ったら安心するのではない。

お金が入ったら自分を認めるのでもない。

先に認めるんです。

お金がない自分を。

不安な自分を。

焦る自分を。

見栄を張りたくなる自分を。

豊かな人を見て悔しくなる自分を。

その全部を、「そう思っていたんだね」と認めてあげる。

すると不思議なくらい心が軽くなります。

なぜなら、自分との戦いが終わるからです。

無限大マークの法則

ここで私がよくイメージするのが、無限大マークです。

横にした八の字の中心に自分がいるイメージです。

お金がない自分を受け入れた分だけ、反対側のお金を受け取る器も広がっていく。

私はそんなふうに感じています。

お金がない自分を否定していると、片側だけを閉じようとすることになります。でも無限大マークは左右対称です。

お金がない自分を受け入れた大きさと同じだけ、お金を受け取る側も広がっていく。

だから私はまず、「貧乏な自分を受け入れること」が大切だと思っています。

受け入れてから計算する

そして、受け入れた後に計算をするんです。

ここが意外と大事です。

多くの人は不安なまま計算をします。不安なまま残高を見ます。不安なまま将来を考えます。

だから数字を見るたびに苦しくなる。

でも先に、「不安だよね」「怖いよね」「焦るよね」と自分を受け入れてしまうと、その後の計算はただの計算になります。

事務的な作業になるんです。

そこには自己否定がありません。

ただ数字を確認して、今できるやりくりをするだけになります。

エゴは放っておいていい

もちろんエゴは途中でいろいろ言ってきます。

「そんなことして情けなくないの?」

「お金持ちになるんじゃなかったの?」

「もう間に合わないんじゃないの?」

でも、そのたびに思い出してください。

「ああ、エゴね」

それだけです。

抵抗を消そうとしなくていい。

抵抗と戦わなくていい。

ただ気づくだけでいいんです。

なぜなら抵抗というのは、気づかれた瞬間に少しずつ力を失っていくからです。

まとめ|まずは貧乏な自分を受け入れてみる

ブロックを外そうと頑張らなくても大丈夫です。

まずは抵抗に気づくこと。

そして、お金がない自分を受け入れること。

実はそれだけで、現実は驚くほど動き始めます。

今まで現実が変わらなかった理由は、あなたに何かが足りなかったからではありません。

ただ、自分自身に抵抗していただけなんです。

だからまずは一度、貧乏な自分を受け入れてみてください。

情けない自分を受け入れてみてください。

焦る自分を受け入れてみてください。

そこから現実は、あなたが思っているよりもずっと簡単に変わり始めます。